FPSゲームは発売日に特攻した方がよいのか

どうかをこれまでの経験踏まえて検討してみる。

経験上、マルチをメインとしている場合には、発売日に特攻した方が楽しめることが多い。いくらかバグはあるだろうが、プレイヤーのスキルがまだ高くない状態からスタートするので、ボコボコにされて終了、ということが割合少ない。2142みたいなアンロックがあったりすればなおさら*1。時間がたつにつれて、平均的プレイヤーのスキルが高くなっていくので、ボロボロにされがち。そうなるとあまり楽しくなかろう。

加えてマルチメインの場合には、その当時の平均的なスペックと比べても必要なPCのスペックが割合低く、発売日に買ってもヌルヌル*2に動くことが多い。逆にシングルメインでは、そういったPCでさえ若干厳しいことが多い。手近なところでいうとLeft4Deadとfallout3で、前者は1920x1200でぬるぬる動く。後者は1920x1200だと厳しい場面で多いので、一つ落として1600x1024でプレイ中。ちなみに環境は、E6850,メモリ2G,GeForce8800GT,SoundBlaster X-Fiという構成。現時点だと2世代か1世代前の構成ですな。

さらにマルチメインの場合に考慮しないといけないのは、「過疎」だろう。発売から時間がたってくるとプレイヤー数、サーバー数自体も減ってしまい、プレイ時間も限定されてしまう。たとえば2142を例とすると、秘密基地でプレイしたい場合には、現在のところ夜21:00〜24:00まで人がいない。それ以外は海外にあるサーバへ、高いpingに耐えつつプレイしなければならない。人のいるプレイヤーも限られているので、酷いゲーム展開なのでサーバ変えたい、といったことさえやりづらくなる。

一方で、シングルは枯れてからでも十分楽しめる。むしろある程度でも枯れてからの方が楽しみやすいんじゃなかろーか。拡張パックを纏めて安くリリースされることさえある*3。多少話題に乗り遅れるが、ゲーム自体のコンテンツから受ける「感動」はちっとも損なわれない。リリースされた時期のハイエンドだって、時間が立てば安くなり入手しやすくなる。場合によっては、有志による日本語化modがリリースされることさえある*4

可能ならシングルを発売日買いしても悪くない。あまりに時間がたちすぎるとグラフィックスのしょぼさに涙(例: いまどきの24inchディスプレイでDeusEx。最もストーリーラインとRPG要素で楽しいわけだけどな)が止まらない。各種掲示板で情報をやりとりしながらあちこち探す、といった楽しみもあるわけだしな。

纏め:マルチは必要なPCスペックをチェックした後に発売日に特攻。シングルは少し時間をおいてからでもOK。

*1:最も2142のアンロックに限れば必要なものに限ればすぐにアンロックできるんじゃね?と思うが

*2:エロ的な意味ではなく、フレームレートが安定して60以上確保できているの意

*3:これまでの例: Half-Life、FEAR

*4:例:CoD4, STALKER