片恋いの月(本編)

渚→月理→杏奈→杏子→2nd→香津美の順番でさっくりクリア。共通ルートは結構多いので一週すればキャラ別はさっくりクリアできるはず。この順番だとだんだん真相に近づいていけるので、この順番はなかなか良いと思われる。逆の順番でクリアするとおそらく、疑問と解決の順番がひっくり返るわけで相当印象が違ってくるはず。

セーブデータの管理の手法は目を見張るものがある。セーブデータをフォルダ別に格納できる。つまりキャラ別、あるいは分岐点ごとにディレクトリを分け(あるいは掘る)ることができるわけで、分岐していくADVにはマッチしていると思う。とはいえ、一本道で進むADVにはこういうのは不要と思われる*1

香津美・杏子。アタックぶりがなかなか○。加えて香津美ルートの split tears の使い方がきわめて効果的すぎて、悶絶。十分盛り上がるのでさらに○。思うに杏子は猫かぶりとそこからのシフトが魅力的。思うにプレイするときには、香津美=杏子ぐらいの気持ちで進めるのがよろしいかと思われる。どっちかに思い入れをもって進めるのはちょいオススメできない*2

途中でもう少しボリュームがありそうな気もしたが、ひどい破綻もなくさっくり完結する。きちんとまとまっているわけだし、だらだらもしない。時間がかかればそれはそれでプレイするのが難しくなるわけでこれはこれでありか。まぁそれなりにオススメ。

*1:マジカライドで採用されなかったのはそれが理由だろうかね

*2:最後までプレイすればわかる