去年プレイしたゲーム, Pゲーム編、まだまだ続けるぞ

DeusEx

リリースされたのは2000年*1で、古いながらもわしは名作らしいのとSteamでわずか10ドル程度だったのでプレイしてしてみた。

このゲームのポイントは、三つあって

  • ストーリーが実にじつに秀逸であって、かつRole Playing Game(RPG)になっている。
  • それでいて FPS としても面白い。
  • 音楽がイイ*2
  • 古いマシンでもめっちゃサクサク動く

やはりとはいえ、一番のポイントはストーリーで主人公JC DentonとしてDeus Exの世界で生き抜く体験ができることに尽きる。とある終盤の会話で主人公JC Dentonはこんなセリフを言われる---「グッドラック。言いすぎではなく、世界はまさに君の手に委ねられたよ」*3。まさしく、わしこれはまったくもって言いすぎではないと思うね。実際どういう状況で言われるのかは、プレイしてからのお楽しみで。

それとやはりRPG要素についても触れておかねば嘘ですな。実はこのゲームよく自由度が高い、高いといわれているその通り*4。たとえばある人物を殺すかどうかについても選択でき、それが実際にストーリーに影響を与える。これは本当で、序盤の選択肢が後々影響を及ぼすこともありうる。しかも、その「選択肢」は会話の中ででてくるとは限らないし、会話の中ででてくることもある。この要素、よくよく考えると正しくRPG---Role Playing Gameそのもので、現実世界では「選択肢が明確にインターフェイスででてくるとは限らない」をきちんと反映したロールプレイができるゲームになっていて、わしはよいと思うね。たとえばある人物にピストルを向けていて殺すかどうか...それはトリガーを引くかどうかであって、間違っても「画面上でKill darekaをクリックする」ではないはずだし。*5

とはいえ、ストーリーは一本道なので自由度は高いとはいいつつも、コースアウトする恐れはないので、そこは安心できる。ずんずん進んでOK。それともしどうしようもなく詰まってまった場合でも、日本語で書かれたウォークスルー*6あるのでそちらをみればOKなはず。

たしかにマイナス面をあげるとグラフィックスがしょぼかったりAIが結構アホだったり、何周もするには長すぎる、といった風に結構ある。。それでもそれをしのぐほど、ストーリーとRPG要素が面白いね。ただグラフィックスがしょぼかったりAIがアホであるおかげか、かなり軽い。AthlonXP 2500+とRADEON 9600XTでもサクサク動くぐらい。

それとわしは確認してないのだけれども、2chスレによればsteam版が日本語化できるとの情報あり。


ランキング不能なほど名作

*1:Wikipedia調べ

*2:これはわしの好みかもしれん :-)

*3:これはわしのだいぶ意訳でゲーム中では「Good luck. I'm not exaggerating when I say this, JC. The world is depending on you」

*4:とはいえ結構異論のある見解ではあるが...

*5:脇道にそれてしまうが、上記のことを考慮すると、FPSRPGという要素は結構相性がいいのかもと思わなくもないけれども、上記の点だけなら TPSとRPGでも一緒だよなぁ...とも思ったり思わなかったり

*6:平たく言えば攻略ページ